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われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
ISBN:9784150114855
アイザック・アシモフ小尾 芙佐
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
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われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF) - 書評

今やSF小説などで当然のように使われている「ロボット工学の3原則」は、アシモフのこの短編集の中で初めて使われたものです。
また、ロボティックス(ロボット工学)という言葉も彼の造語だそうです。

現代の私たちの生活の中に、ロボットはずいぶん浸透してきました。
SFの中に登場していたような人間のかわりに用事を片付けてくれるロボットも、もう夢ではなく、現実になろうとしています。

しかしロボットはロボット。人間のように臨機応変にはなかなか判断できないものです。(ドラえもんの域に達するのはずいぶん先のような気がします。)そんなロボットとの共同生活を、はやくも1940年代に生き生きと描いて見せたアシモフはすごい想像力の持ち主だと思います。

いかにもコンピューター然とした思考回路のロボットを相手に、思わぬ落とし穴で窮地に陥る人々の話などは、(音声に反応する)ロボットを使いこなすための言葉使いのむずかしさを感じますね。


この短編集は作業用ロボットの創世記の話なのですが、それから何年も後の、ロボットがもっと人々の暮らしで使われるようになった社会を舞台にしたミステリー「鋼鉄都市」・「はだかの太陽」のシリーズが実はお勧めです。

これはロボット嫌いの刑事ベイリと人型ロボットのダニールが組んで殺人事件を解いていく話です。ロボットを信用しきれないベイリの葛藤と、あくまでもロボットとしてベイリを助けるダニールのナイト的態度のコンビがすごく楽しいです。おまけにミステリーなので長編ですが一気に読めます。

いずれにしろロボットが人間の抽象的で矛盾した言葉にフリーズしてしまったり、ロボットの杓子定規な反応に人がいらいらしたり、存在を不安に思ったり、機械との共存の難しさがリアルに描かれていておもしろいです。

鋼鉄都市
アイザック・アシモフ, 福島 正実

余談ですが、映画の「I ROBOT」は、全然ちがうストーリーです。
「ロボット工学の3原則」を使っただけです。

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