「黒豆式。食材ネット通販の鉄板セオリー14」がFacebookで友人が紹介していたので取り寄せて読んでみました。「ネット通販のセオリー」として読むと、特に目新しいことはなく、他の本でも得られるような知識しかありません。
一方、「食材通販」の本として読むと、この本の著者が書こうとしていることが必ずしも「ネット通販」ではないことが見えてきます。
多分出版社が読者受けしそうなタイトルを付けたのでしょうけど、ネット通販も含めた「食材のいまどき通販のセオリー」とでも名付けた方が適切なような気がします。
では、通販やマーケティングの本として読むと、知識を他からも豊富に仕入れている人が読んだら「どこかで聞いた話ばかり」だと思いますが、「これ一冊しか読んでいない」人には、うまくまとめられた本だと思います。