バカでも年収1000万円

バカでも年収1000万円」なんていうタイトルを聞けば、「かなり怪しい本」だと感じて、手に取らない人も多いことだと思います。私自身、もしこの本の著者が私と同じ市の出身で、同じ地域のFacebook仲間がコメントを書いていなかったら、見向きもしなかったことでしょう。

内容は、と言うと、これまた「バカ6大奥義」に加えて「バカ15法則」と「バカ16スキル」と、人をバカにしたような見出しが並びますから、怪しさは倍増。胡散臭さ百倍。

ところが読み始めてみると、怪しい表現の中に重要なポイントが隠されていることがわかります。アメリカで経営学の大家が書けば、書き方はまったく異なったものになって、さらにベストセラーになるかもしれない内容が、人をバカにした見出しの下に、怪しげな文体で並べられています。

例えば質よりも速度重視。例えば目標は持たない。多くの人が言っていること、勧めていることとは正反対のことが書かれていますが、その裏には合理性が隠されています。

私も先日講師を務めましたが、「計画を立てても無駄」なんてぶってきたら、「前の講師と言っていることがまったく逆!」と混乱する人が出てきてしまいました。

はっきり言ってこの本の好き嫌いは分かれることでしょう。文体のせいでかえって信用しない読者もいることでしょう。でも、この本に書かれていることには、私はおおむね同意見であることを記しておきたいと思います。

海にはワニがいる

海にはワニがいる
ファビオ・ジェーダ著

アフガニスタンに住む少数民族の一人として生まれたエナヤット少年。多数派民族やタリバーンからの迫害が激しくなり、少年の母は命を救うために我が子を隣国パキスタンに一人置き去りにします。

そこから始まる少年の苦難の物語。パキスタンを抜け、イランを抜け、トルコを抜け、ギリシャを抜け、そしてイタリアで保護されるまでの間の事実に基づいたドラマです。

簡単に死に、殺されて行く仲間たち。人権が全く顧みられない世界の存在。これが同じ地球上で起きていることかと思えるくらいの驚くべき現実。

国際協力の難しい話ではありません。物語のように読みやすい本です。しかし、一人の少年が、そして数多くの人々が直面している現実の描写。天災ではない、人が何を行っているかという恐ろしい現実。

まずはご一読を。

農山漁村文化協会の「農家が教える」シリーズ

アマゾンをつらつらと眺めていたら、面白そうなシリーズ本を見つけました。農山漁村文化協会(農文協)から出ている「農家が教える」シリーズ。まだ読んでいませんが、農業技術だけでなく、関連分野のいろいろなテーマがあり、海外からの研修員を指導するアイデアを得たりするのに使えそう。家庭菜園関連ならば、自分の役にも立つかな。以下おおむね読んでみたい順。

農家が教える自給農業のはじめ方

農家が教える 家庭菜園 秋冬編

農家が教える 家庭菜園 春夏編

農家が教えるわが家の農産加工

農家が教える加工・保存・貯蔵の知恵

農家が教える発酵食の知恵

農家が教える便利な農具・道具たち

農家が教える自由自在のパンづくり

農家が教えるどぶろくのつくり方

農家が教える季節の食卓レシピ―なるほど!

農家が教える農薬に頼らない病害虫防除

農家が教える雑穀・ソバ 育て方・食べ方

農家が教える果樹62種育て方楽しみ方

農家が教える生きもの田んぼづくり

農家が教えるイネの有機栽培

農家が教える混植・混作・輪作の知恵

農家が教える健康の知恵

農家が教える石灰で防ぐ病気と害虫

エコライフ&スローライフのための愉しい非電化

最近の節電ムードの中でテレビや雑誌でも取り上げられるようになったのが、非電化工房を主宰する藤村靖之氏。興味を持ったので、著書「エコライフ&スローライフのための愉しい非電化」を購入して読んでみました。

非電化冷蔵庫をはじめとする非電化グッズの話ももちろん面白いのですが、前半部分、普段使っているものにどれくらい電気が使われているか、の部分が目からうろこで面白い。

例えば掃除機。吹くのに比べて吸うのはどれくらい非効率か。空気を吸ってロウソクの火を消そうと思ったらそりゃ大変。誰もが吹いて消します。なるほど。

洗濯機の電気の多くは汚れではなく、洗剤を落とすために使われている。すすぎですね。これまたなるほど。

エネルギーの使い方としては非効率にならざるを得ない部分、電力使用量をアップして賄っている部分が多いのが、現代の電化製品、ということがよく理解できました。

多くの非電化製品の内、自分でも買ってみたいな、使えるなと思ったのは<究極のコーヒー豆手焙煎器「煎り上手」。楽天市場で売っていました。 また藤村靖之さんの「月3万円ビジネス」という本もお勧めです。

月3万円ビジネス

華僑流おカネと人生の管理術 宋 文洲

華僑流おカネと人生の管理術」は宋 文洲さんが書いた生き方の本。この本だけのオリジナルな話題は、ひょっとしたらないかもしれないけど、共感できる考え方。

人生において一度も就職したことがなく、50歳前になって起業した僕自身と重ねて読む部分も多い。まあ、宋 文洲さんの会社は上場して、僕の会社はかろうじて黒字だけど低空飛行、という大きな違いはあるけど。それでも「やりたいことをやっている」というあたりは共通かな。

キャッシュフロー 金持ち父さん貧乏父さん

キャッシュフローという言葉をご存知でしょうか?

金持ち父さん 貧乏父さん」はかなり売れた本で、近所の書店にも一年くらい山積みになっていましたから、ご覧になられた方も多いかと思います。ビジネスで金持ちになった父さん(正確には友だちの父さん)と、地位は高かったけどもお金には困っていた勤め人の父さんとの生き方・考え方を比べることによって、「お金から自由になる」というのはどういうことか、そのためにはどう変わらなくてはいけないかを教えてくれる書です。単なる「こうすれば良い」というビジネス書ではなく、人生の考え方の変化を迫る書だと言えます。あまりお金には興味のなさそうだった筆者の義理の母が、本書を絶賛したのは意外でした。

金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」は、人には「従業員」「自営業者」「ビジネス・オーナー」「投資家」の4つがあり、それぞれに特徴があることを述べています。「人が自分のために働く」「お金が自分のために働く」のはビジネス・オーナーと投資家ですが、そこにどうしてなるべきなのか、また何が問題でなれないのか、という点を明らかにしてくれます。ちょっと文章に繰り返しが多くて冗長な感じもしますが、非常にわかりやすく、この本もお奨めできます。「持ち家は資産ではない」という指摘は、非常に鋭いです。

このほかに「金持ち父さんの投資ガイド 入門編 ― 投資力をつける16のレッスン」と「金持ち父さんの投資ガイド 上級編 ― 起業家精神から富が生まれる」が出ています。この2冊も面白いですが、入門編はちょっと他書を先に読んだ人には冗長なように思えます。入門編をはしょって上級編を読まれることをお勧めします。

さてロバート・キヨサキ氏の別の本が出ています。「金持ち父さんの子供はみんな天才 ― 親だからできるお金の教育」です。もちろんタイトルどおり、自分の子どもにファイナンシャル・リテラシーをどのように身につけさせるか、というもののようです。今回は貧乏父さんも、教育の面ではかなり高い評価で登場しているとか。

また、このシリーズの本の中で紹介されている、ロバート・キヨサキ氏が開発した「ファイナンシャル・リテラシー」を身につけるためのゲーム「キャッシュフロー101」(日本語版)などは楽天市場内に出展している東急ハンズのWEBショップなどで購入できます。

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか

フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか
ダニエル ピンク

「フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか」の著者のダニエル・ピンクはアメリカのクリントン政権の下で、良い仕事についていましたが、「雇われ人」であることをやめる決心をします。

彼の描く「雇われない生き方」は実は何も特別なことではなく、また「雇われていることのリスク」にも気づかせてくれます。